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小鹿田焼 坂本健一郎 ~大分県日田市~

 

ギッシリと詰まった飛び鉋(カンナ)が奏でる宇宙

 

この美しき桃源郷で一子相伝で作られる焼きもの。その焼き物には

独特の独自のデザインと空気と手触りが宿っています。一度見たら忘れる事はできない飛び鉋の模様。ロクロを回しながらリズミカルにその宇宙は描かれていきます。

 

小鹿田焼は代表的は技法として、飛びかんな・刷毛目・節描き・打掛け・流しなどがあります。

特に坂本健一郎窯の飛び鉋はこれでもかという程にギッシリとカンナが刻まれていて、その美しさと迫力たるや、どこその類似品には絶対にまねできないものを感じます。やきあがりの自然で迫力のある色、カンナと土がまじりあって焼かれた形跡と手触り。

 

普遍的でありどんな他のものと合わせてもその相手を生かしてくれる包容力を感じます。

 

小鹿田焼きは 平成7年に国の重要無形文化財保持団体の指定を受け、今も集落の谷川でのんびりと陶土をつき続ける唐臼のように、永い歴史を伝統を守りながら9軒の窯元がじっくりと手仕事に取り組んでおります。

 

美しき里 小鹿田(おんた)の里。一度足を踏み入れたら最後。目を瞑っても感じる湿度。一生忘れる事の出来ない光景が眼下に広がります。