| 出会いは20年前。
社会人になってはじめて買った和食器。それが陶房賢のうつわでした。たいした料理もせず、ただ焼いただけのおかずも、スーパーのお惣菜も美味しくしてくれました。「このうつわ一体何焼っていうんだろう?」
ある日の益子焼陶器市で偶然にも陶房賢のうつわに再会します。「古賀賢二さんって言うんだ・・」20年以上、窯元も知らず、ずっと愛用し続けてきたうつわ。再び出会えた時は運命を感じました。
益子の山の中、古賀さんは変わらぬ作風でひとり作陶していらっしゃいます。野菜も自家栽培される広大な敷地でご家族と猫と住まわれています。
四方を山で囲まれた中、はじめてお会いできた時、感極まってしまった事を思い出します。
古賀さんのうつわは、社会人になった自分をずっと見守って励ましてきてくれました。
そのうつわが当店に並ぶ幸せ。
素朴でごつごつした見た目なのに、使ってみると優しくて温もりがあって栄養がある。
古賀さんがつくるうつわは無農薬の根菜のようなうつわです。
工房にお邪魔した時の様子はこちら
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2枚目の写真が、20年以上前に店主が購入したものです。20年経った今も変わらぬ作風でうつわ作りを続けていらっしゃています。もちろんこのうつわは当店の定番です。