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ニジノハ(Rainbow Leaf) 平岩愛子吹きガラス

 

武蔵野美術大学で油絵を専攻していた平岩さんは、ある時、有ることがきっかけで琉球ガラスに強く惹かれます。1990年代、インターネットも普及する前、地図を片手に夏休みを利用して沖縄の奥原硝子製造所の門をたたきます。

心の中でここで働きたいと決意した平岩さん、大学を卒業後、手紙の返事もないまま(もちろん内定もでてない)単身で沖縄に移り住み、奥原硝子製造所に見事就職してしまうという。ポジティブさと行動力には話を聞いて度肝を抜かれました。

平岩さんと小生はたまたま同じ年で、まったく同じ時代を生きてきたので、あの時代に・・・そんなことを!?とただただ感心してしまいました。

名工桃原正男氏の元で約7年間沖縄ガラスの技術を学び、地元青梅市に戻りガラス工房を設立。

 

平岩さんが作る吹きガラスは、沖縄のソウルがたっぷりと詰まっています。

琉球ガラス好きの方にはたまらないガラスです。

特に草花が大好きな平岩さんが作るフラワーベースの数々。大小さまざまなデザインがあり

ヴィンテージ感漂うカラーリングもオリジナリティを感じます。草花を活けた瞬間、生命に満ち溢れ、まるで自然の中で生息してるかのような空気に包まれます。

「共感」という名のガラス達