| 沖縄県南城市に工房を構える『樋の龍』さん
工房へ向かう道すがら太平洋が見えてきます
あまり来ない方面の為、高台から見える海がまだ見たことのない景色に見えました
工房にはそこらじゅうに筆や調合中の釉薬が何十色も溢れかえり、陶器の工房というよりは絵画のアトリエのようです
作り手のひろきさんは成型のロクロも得意としながら何より『絵』を描く事が好きで『絵』を愛し『絵』を何より大事にされています
それは作られたうつわを見れば分かります
鹿やヤギ?のような架空にも見える動物や、シャガールの絵画を思わせる天使、森や花や蕾
星の王子様のような物語性がひとつの作品の中に盛り込まれています
とてもじゃないけど量産は不可能です
心のどこか遠い記憶にふれるような、宝物にしたいと思えるこの感覚にはじめて出会いました
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沖縄の名水百選に選ばれている湧き水、垣花樋川(カキハナヒ―ジャー)の水の出口の龍は『樋の龍』さんの作品です