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花ふきん 刺し子 ~東北地方~

 

東北地方では厳しい寒さをしのぐ為に、ありあわせの布を何枚にも重ねて縫い合わし

保温性を高める独自の技術が広まりました。

 

その技術は時代と共に、糸目を重ねて美しい模様を描き出す「刺し子」へと変化してゆきます。その「刺し子」をふきんに施したものを『花ふきん』といい、様様な模様を描き出すことで布を丈夫にし長く大切に使えるように広まっていきます。

 

また『花ふきん』は母親が嫁いでいく娘に嫁入り道具として持たせたそうです。

 

作り手により、ひと刺しひと刺し、手間暇かけて施された素晴らしい民藝の世界。

 

特に技術的にも難しく制作期間もかかると言われている「一目刺し」は5mm方眼で柄を形成している大変貴重なお品です。

 

当店でお取り扱いさせて頂いている「刺し子」の『花ふきん』は表だけでなく

裏までも美しい(縫い目や縫い跡など見えない処理までこだわった)

最高級品です。

 

どうぞ、お部屋のインテリアとして目に見えるところに飾ったり

籠の上から花ふきんをかぶせてほこり除けとしてお使い頂くなど

目で見てお楽しみください。

 

また贈り物にも大変価値のあるお品です。

 

日本の素晴らしい伝統技術を日々の生活で是非お楽しみください。

 

【原材料】木綿

【産地】東北地方 ~岩手・宮城~

【サイズ】約32センチ×32センチ