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沖縄出張5 首里城 鬼瓦 やちむんの鬼瓦 うつわのわ田
2025/03/28
沖縄出張5
みなさん、首里城の再建完成っていつだか知っていますか?
わたしも驚いたんですが完成は来年!2026年だそうです!
は!早い!
あっという間なんですね・・5年も6年も先のことだと・・思い込んでおりました。
というのも今回常秀工房の窯出しで、常秀先生からお話がありまして。壺屋焼が首里城再建のお手伝いをされているというのです。首里の屋根の角に鬼瓦というのがついているのですがそれが沖縄らしくシーサーの鬼瓦でそれを4体+予備2体で6体製作中とのことで製作過程を見せて頂けました!
写真は非公開で・・すみません。。。
シーサーは火除けの意味がありますからお城を火災からも守ります。屋根の上に竜があり、その下の角に4か所鬼瓦がつくそうです。
鬼瓦は手びねりで作られており、製作したのはシーサー職人の新垣優人さん。注目の若手の職人さんです!
新垣優人さんが作った鬼瓦を常秀工房さんが、壺屋の伝統的な釉薬、飴釉とオーグスヤでいろどり、焼成されるそうです。焼きあがった鬼瓦が工房にあって見学させて頂きましたが、ド迫力です。めちゃくちゃ大きいです。屋根の上にのったら豆粒くらいにしか見えないそうですが、目の前にすると大きいのなんの。。シーサーの目ん玉が果物のブンタンくらいあります。
窯に入りきらないので上下で作ってあとで合体させるそうです。
こんな近距離で見せて頂いて、しかも鬼瓦の存在も全く知らなかったので知ることができてとても勉強になりましたし、首里城再建がとても楽しみになりました!
あ!あれはあの日みた鬼瓦だ!オーグスヤが綺麗!ってなります、
みなさんも来年以降、首里城に行かれた際は是非、やちむんの鬼瓦に注目してみてください!
うつわのわ田