大英博物館展に行ってきました! うつわのわ田
こんにちは!
こないだの定休日に上野の東京都美術館で開催中の「大英博物館 日本美術コレクション展」に行ってきました!会期終了近い!とのとこもありかなりの盛況ぶりでした。入場までに20分。チケットも10分ほど並んだのでこれから行く人は事前購入をお勧めします!
この展覧会での面白かったものと感想を記載しますね(^^♪
①応挙のもふもふの虎がめちゃかわいい。応挙は=時日本にはまだ居ない見たこともない虎を自分の愛猫を見て描いていた (虎の子渡し図絵屏風)
②北斎は大量生産薄利多売の浮世絵制作からいっとき離れ88歳で肉筆画を描く。北斎の肉筆画は大変貴重なものらしく自分も初めて見て素晴らしかった(鴨の図)
③大英博物館にある巨大な襖絵と青森の個人所有の襖絵が一連の作品であることが近年判明され150年ぶりに再会した。遠く離れ離れになった襖絵がここで再会するなんてゾワっとした。今回写真OKはこの作品のみ。
④猫、ネズミ、狐、カエルなどが擬人化された絵巻物多数。「狐の嫁入り図」が特に神話的で謎めいていた。鳥獣戯画以外でこのような作品は初めて見た。日が照っているのに雨が降る気象を「狐の嫁入」と呼び、その時には狐たちが嫁入行列をしているという伝承がある。
⑤写楽が好んで描いた役者絵の構図がめちゃくちゃかっこよかった。人物の背景部分に型紙を当て、墨に鉱物性の雲母(きら)と膠(にかわ)を混ぜた「黒雲母」と呼ばれる光沢のある絵具(ものすごい高価らしい)を刷毛で引き、役者の姿を際立たせる演出を施したらしいのだがそれがめっちゃ当たって大ヒットしたらしい。今で言うプロマイドみたいなもの。どの時代も流行りっていうのがあって面白い。
⑥歌麿の針仕事をしている美人画に描かれたシースルーのような布。布の透け感の描かれ方が素晴らしく釘付けになった。
⑦江戸の商人達の職業を描いた絵巻物があったのだが(作者不明)生き生きと人情味溢れて描かれておりこれを見ながら遠い日本の暮らしぶりに想いを馳せてくれてたのだろうなと思った。
⑧浮世絵の原画やスケッチが何点かあったのだがすでにかなり漫画っぽくて祖先を感じた。
⑨ペリー来航の巨大な絵巻物がルソーもたいなタッチで愛らしく、右から左に物語が流れていくのがエキセントリック!だった。
⑩当時、外交の折に即興画を描くというたしなみがあったそうで、英国王子と狩野派のひとりが、日本で接待中に描いた絵があり、2人で質をとり、結果トンボになるのだが、ぱっと見た目は誰でもかけそうな小学生が書いたような落書きのような絵なのだが、今となってはその場の外交を記念するべく価値の高い代物だそう。そういうたしなみがあることが面白かった。
それにしても日本のこの渋い絵画や版画を数百年も前の外国人が「良い!」と思ってよく買い集めたなぁとただただ感心した。島国だから日本人は価値に気付けなかったのだろう。
いつか本場の大英博物館に行って、今日見た絵画や版画にもう一度会った時、どんな気持になるのだろうか。
ここまで良い状態で保管してくださっている大英博物館には
もちろん感謝だが、こんなに素晴らしい日本のお宝が日本にない・・というのがなんだか寂しい気持ちにはなった。日本は当時、貧困と、島国だから価値がわからず、二束三文で売り払ったとのご意見もあったり、いろいろな政治的な背景があるのだろうが・・。
個人的には、どんなものがヨーロッパ人をときめかせ、何年もかけてコレクションしたかったのか?この目で確かめたかったというのもあり見に行った。今回来日したのは200点ほということだが、本場大英博物館には数万点に及ぶ日本美術のコレクションがあり、博物館自体に800万点!。浮世絵などは管理が非常に高度で、現地に行ったところで、日本美術が常設されているかも分からないという事なのでお目にかかれるのは本当に最初で最後かもしれない・・と思うと言ってよかった、大変貴重なお品を拝見することができた!と思うのであります。
そして9月29日は、世田谷区役所に新しくできた「イーグレットホール」でよしもとのお笑いライブも見てきましたとさ。
パンクブーブー、ジェラードン、ダブルヒガシがオモシロかったです!
徒歩でお笑い見に行けるの嬉しすぎる!
うつわのわ田