かじや窯 熊本県山鹿市 うつわのわ田
こんにちは
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山陰が好きという米原さん
工房や飾り棚の至る所に山陰の空気を感じます。静けさと丁寧な空気です。
“静”と“動”なら間違いなく“静”のほうの空気です
(やちむんは動の空気ですね😉)
米原さんの作る“幕がけ”という雲のような図案のシリーズを現在オーダーしておりまして、制作して頂いています
マグカップ、皿類、鉢類、スープカップ、飯椀、など。
涼しくなる頃入荷します。今週末のよかもん市には並びませんのでよろしくお願いいたします!
向かって一番右と中央
雲のような柄粋が米原さんオリジナル模様
幕がけシリーズ
山陰がお好きというだけあって、控えめながら内から滲み出る品と穏やかさ、無地ベースなのにきちんと個性があって料理を選ばないシンプルなうつわ。かじや窯さんの最大の魅力と思います。
今回はかじや窯さんのシンプルな個性はどうやって表現できるのか?釉薬について詳しくお伺いして来ました。
そのお話の中で去年は可能だった色が今年は出せなくなってしまったというお話がありました。
全く同じ配合で同じように焼いてもなぜか同じようにはいかない、
同じようにしてるのに何故?と思ってしまいますが、やはり自然を相手にしているので土の成分も少しずつ変われば、季節も違う、地球環境も変化している、そこにのせる釉薬との相性なども微妙に変わり、化学反応なり自然変化なりしてしまうそうなのです。良いように転がることもあるそうですが何度やっても同じようにならないことがあるそうです。
お客様から時々「同じものが欲しい」とリクエスト頂くことがありますし、私たちも前回と同じものが欲しいとリクエストしてしまうことがよくあります。
このように直接お話を伺うと、原料は自然のもの、作っているのも生身の人間、コピー&ペーストできるものではないのは当たり前だよなぁとつくづく気付かされます。
同じではなく違いが個性であり、一期一会。その出会いを楽しむ気持ちと、その違いをむしろ愛でる心を養っていきたいものです。
話はそれましたが、お客様にそのような説明もキチンとできるように私達が成長することで作り手も安心して私達に品物を渡せるのでは無いかとも感じました。個性の光る釉薬については店頭で是非ご説明させてください
最後の写真の猫は最近米原宅の飼い猫に昇進したシロちゃん。一年前に会った時はよそのお宅のネコでした。ある出来事をきっかけに米原さんちの猫になったそうです。
あったときにはトラックの上で寝ていましたが覚えててくれた?ようで帰りに見送りに来てくれました。
うつわのわ田