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九州出張報告 龍門司焼 ～パート3～
2019/02/15
こちらは登り窯です。
長い歳月を感じる重厚な空気をまとっています。
多くの登り窯には、神棚が備えてあり、神々しい存在であることは言うまでもありません。
窯の中を拝見させていただきました。
窯出し途中のうつわが並べられています。
甕や壺などのおおものが眠る奥の倉庫も拝見させて頂きました。
火と土と技術。凄い迫力です。
窯出ししたばかりの黒薩摩がぎっしり。
「黒薩摩」とは黒い釉薬がかかっているものを言うのかと思えば違うそうです。
薩摩の黒い土を原料にしたものを全て「黒薩摩」というので、その上から白い化粧泥をかければ見た目は白でも「黒薩摩」になります。
川原史郎さん。
龍門司焼組合の理事長さんです。
320年の歴史を引き継ぎながらも、現代の生活にあったものを提供したいとおっしゃっていました。黒薩摩の特徴もいろいろと教ええてくださいました。
私の旧姓の苗字「高鍋」についても、とても気さくに色々とお話してくださいました。（宮崎にある高鍋市や高鍋高校の話で盛り上がりました((´∀｀))
実際に作っている方にお会いし、目を見てお話を聞き、作る原料や窯を触り、感じるこの高揚感。すばらしい体験を持ち帰りたいとつくづく思いました。
～パート４へつづく～
うつわのわ田