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うつわのわ田 7周年のご挨拶

2025/04/29

皆さま 

こんにちは♪

GWですね。

今年は長い方だと11連休!だとか〜

楽しみですね〜

 

昭和生まれの店主と従業員の営む、うつわのわ田は、本日2025年4月29日昭和の日に7周年を迎えました。

 

関わってくださる全ての皆さまに感謝申し上げます。また今後関わってくださる皆さまにも先に感謝申し上げたいと思います。本当にいつも有り難うございます。

 

私たちの日常を彩ってくださり美しい心を育て高めてくれる作り手の皆さま、それを愛用してくださるユーザーの皆さま、この平和な街を維持してくださる地元のみなさま、この全ての皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。

 

当店は、商店街の茶碗やです。

 

敷居は低くふらりと気軽に立ち寄れて、たわいもない話をしたりしなかったりし近隣のお店の方と優しく繋がり、お互いを自然に紹介し合い、優しく安心して暮らせる街の中にポツリとある茶碗店になりたいと思ってきました。

 

生活圏での横の繋がりなど皆無の東京砂漠において、もしかしたらもうこんな雰囲気の商店街はないのかもしれない、老若男女、暮らす人、訪れる人みんなが昔懐かしい商店街の雰囲気を愛し共有しているような商店街。

 

その懐かしい共同体のなかに7年前お店をopenさせて頂きました^_^

 

暮らしに溶け込むような暮らしの延長線上にあるようなフレンドリーな食器屋さんになりたいと思い、自分たちの生活圏内であるこの地、豪徳寺にご縁をいただきました。

 

ただいまが消えた社会 

 

今この東京でただいまの空気が漂う街は類稀で絶滅危惧に近い尊いことなんだと、ここで店をやっていてつくづく思います。

 

山下商店街は大変歴史の深い商店街でここに住み続けお店を閉めてからも関係を培ってくださっている地元の皆さま中心に繋がりが深く残っている貴重な商店街です。ここに住み営み、関係を継続してくださってきた先人のみなさまがいらっしゃるからこそこの雰囲気や空気が生まれてきてるのだと年々気づけるようになってきました。

 

作り手の皆さまにも感謝、街にも感謝、お客様にも感謝。

このような優しい街にお店を出せて、、、本当に良かったと思っています。

 

そしてそんな私たちが目指すのは地域に根付きながらも、全国からお客様がわざわざ来ていただける店。

 

その店の為だけに旅したいと思ってもらえる店になりたいと思っております^_^

 

なんでも手軽に手に入る時代。でも何も手に入らない時代。情報だけは洪水のように日々襲いかかり、本当に大切な事、大切なものを見定めることが難しいいま。大切なことは今何に目を向けるか。何を信じるのか。

 

10年後でも20年後でも愛し続ける事ができると信じれるうつわ。

 

普遍的で美しく生命力があり使う人の心身の健康を育ててくれるような、一点の曇りものない清らかなうつわ。そんな安心して信頼して使い続ける事ができるうつわを我々の小さいお店では選び抜きご紹介しております。

 

当店のうつわを生活の中で友達にすれば小さな変化に気付き、感受性を磨くことができます。

 

ただ茹でたほうれん草が劇的にご馳走になります。瑞々しいトマトをこのやちむんにのせて食べてみてください。美味しくて嬉しくて食べ終わった後もそのうつわをしばらく眺めていたくなります。

 

会社の誰が出世したとか、誰がどこの大学出たとか、そんなことどうでもいい(by養老孟司)

身近な生活環境を心地よく整え清め、日々健やかに過ごせる事がことが最大大切だとだと思っています。

 

そのための生活の一番身近なものがうつわなのです。食事をおいしく、たのしく、美しくしてくれるうつわです。

 

生きていれば悲しいこと、辛いこと、苦しいこと、悔しいこと、あると思います。それは自分では避けられないタイミングもあります。そんな時もこの友だちはみなさんを助けてくれます。

 

鳥のさえずりに耳を傾けることができた時感じる心穏やかな気持ちと、森のように爽やかで自由で軽い、そんな開放感を、大好きなうつわを囲む食卓から味わって頂けると思います。

誰が出世するかよりよっぽど重要ではありませんか? 笑笑

 

私たちはみなさまの心身の健康を第一に願い、身近な暮らしを一番大切にし喜び、地域を通じて優しい笑顔が広がっていく為に存在したいと願っています。

 

和田の和は平和の和

 

本日から8年目に突入しました。

毎年昭和の日は快晴です!

 

8年目もどうぞよろしくお願いします。

 

うつわのわ田 店主 和田明子