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フェルメール、牛乳を注ぐ女、と伊万里焼の関係

2019/01/10

みなさん

こんにちは

 

フェルメール展見に行かれましたか?

 

この牛乳を注ぐ女

実際見たら小さいんですね。

フェルメールは大作も描いてましたが、極小のサイズも好んで描いていたそうです。

実際見るとあまりの小ささに驚きます。

小さいのに凄まじい迫力です。

 

さて、この牛乳を注ぐ女の背景。壁の右下のタイルにご注目されたことありますか!?

この小さなタイル。

なんと日本と関連があります。

1602年に設立された東インド会社。

日蘭の貿易が盛んになります。

佐賀の伊万里から大量に輸出された伊万里焼き。オランダとの交流において重要なパイプになりました。

 

オランダに輸出された伊万里焼(有田焼)はヨーロッパ全土に広がり流行します。

17世紀オランダのデルフトでは伊万里焼の影響を受けた画風が大流行したそうです。

この画風のタイルは伊万里焼に強く影響を受けた画風です。このような呉須の繊細な絵柄のタッチで描かれたタイルが、牛乳を注ぐ女の背景の壁の下にも描かれています。

 

どうやら伊万里風のタッチで描かれた天使のようです。

 

名画に伊万里(有田)の残像が写っていたなんて。

身震いしました。

 

注)かつて有田一帯で作られていた焼き物を総称して伊万里焼と呼んだ。それは伊万里の港から輸出されていた事に由来する。厳密には伊万里焼も有田焼もルーツは同じ。

 

もしこれからフェルメール展を見に行く方は、是非とも牛乳を注ぐ女の、背景の下の部分のタイルに注目してみてくださいね!

伊万里焼に影響を受けた画風のタイルを見る事ができますよ^_^ 

 

 

うつわのわ田